Virtual Reactor
気相からの結晶成長2次元解析
2D modeling of crystal growth from the vapor
リリースノート
Virtual-Reactor Nitride edition version 2026.1がリリースされました。 (Nitride)
主な新機能・改善点
- GaN成長モデルにおける点欠陥(窒素空孔)モデルが追加されました
- プラネタリー型リアクター全体の熱流動解析におけるPreset機能が追加されました
- GaN成長モデルにおけるCl2ガスによるクリーニングモデルが追加されました
- 並列計算オプションが追加されました
- ログに出力されるMass Balance Reportの出力内容が充実化しました
製品概要
Virtual Reactorは、気相からの薄膜・バルク結晶成長の開発や最適化のために開発されたシミュレーションソフトウェアです。
成長法と結晶種に応じた化学反応モデルを実装し、各エディションとして提供しています。
■ PVT-SiC Edition : 昇華法によるSiC単結晶気相成長専用エディション
■ PVT-AlN Edition : 昇華法によるAlN単結晶気相成長専用エディション
■ Nitride Edition : MOCVD法によるlll族窒化物半導体エピタキシャル成長エディション
■ lll-V Edition : MOCVD法によるlll-V族半導体エピタキシャル成長専用エディション
■ CVD-SiC Edition : CVD法によるSiC気相成長専用エディション
■ HVPE Edition : HVPE法によるlll族窒化物とlll-V族結晶気相成長エディション
いずれのエディションも2次元モデル (2次元軸対称モデル、XY平面モデル) で計算することが可能です。
Virtual Reactorは、実験のみで把握することが難しいリアクター内の現象 (温度分布、ガス対流分布、化学種濃度分布、結晶形状の変化、結晶内熱応力 など) を再現し、可視化することができるため、実験と並行した最適化ツールとして活用することができます。
Virtual Reactor各エディションの製品紹介ページ
各エディションの詳細については、下記のボタンより専用の製品紹介ページで確認できます。
PVT (Physical Vapor Transport) SiC Edition
昇華法によるSiC単結晶気相成長専用エディション
- 成長法 :
- 昇華法 (PVT法)
- 結晶種 :
- SiC
PVT (Physical Vapor Transport) AlN Edition
昇華法によるAlN単結晶気相成長専用エディション
- 成長法 :
- 昇華法 (PVT法)
- 結晶種 :
- AlN
MOCVD (Metal Organic Chemical Vapor Deposition)
Nitride Edition
MOCVD法(有機金属気相成長法)によるlll族窒化物半導体エピタキシャル成長エディション
- 成長法 :
- MOCVD法、MOHVPE法
- 結晶種 :
- lll族窒化物
(GaN、AlN、AlGaN、InGaN、AlInN、InGaAlN)
MOCVD (Metal Organic Chemical Vapor Deposition)
III-V Edition
MOCVD法(有機金属気相成長法)によるlll-V族半導体エピタキシャル成長専用エディション
- 成長法 :
- MOCVD法
- 結晶種 :
- ヒ素系
(InAs、GaAs、AlAs、InGaAs、InAlAs、AlGaAs、InGaAlAs)
リン系
(InP、GaP、AlP、InGaP、InAlP、AlGaP、InGaAlP)
ヒ素-リン系
(InAsP、GaAsP、AlAsP、InGaAsP、InAlAsP、AlGaAsP)
CVD (Chemical Vapor Deposition) SiC Edition
CVD法(化学気相成長法)によるSiC気相成長専用エディション
- 成長法 :
- CVD法、HTCVD法
- 結晶種 :
- SiC
HVPE (Hydride Vapor Phase Epitaxy) Edition
ハライド気相成長法によるIII族窒化物、III-V族結晶気相成長エディション
- 成長法 :
- HVPE法、HF-VPE法、OVPE法、MOCVD法(酸化ガリウムのみ)
- 結晶種 :
- III族窒化物
(GaN、AlN、AlGaN、InGaN)
III-V族 (ヒ素系)
(InAs、GaAs、AlAs、InGaAs、InAlAs、AlGaAs)
III-V族 (リン系)
(InP、GaP、AlP、InGaP、InAlP、AlGaP)
酸化ガリウム (Ga2O3)
HVPE法GaN成長解析
リアクター内GaCl濃度分布
成長ゾーン内温度分布
(長時間成長における結晶形状)
①ユーザーインターフェース
Virtual Reactorは、シミュレーションの経験がない方でも直感的に操作できるグラフィカルユーザインターフェース (GUI) を備えています。
1つのGUIで、リアクター形状、計算メッシュの作成、材料物性の設定、計算条件の設定、計算の実行の一連の作業を行うことができます。
形状に関しては、AutoCADデータ (DXFファイル) をインポートすることも可能です。
計算メッシュに関しては、自動作成機能の利用と手動による修正が可能です。
また、基本パッケージ内で提供される可視化専用ソフトウェアView2Dを用いて、計算結果の可視化 (2次元物理量分布、境界上1次元分布 など) を行うことが可能です。
②材料物性データベース
シミュレーションに必要な結晶や装置部材の材料物性に関しては内蔵のデータベースの値を利用することが可能です。
動作環境
計算条件設定GUI、各モジュールソルバー、View2DはWindowsOSに限定されます。
(動作保証OS:Windows10、Windows11)
推奨ハードウェア構成
- CPU :
- Intel Core i3 processor 以上
- RAM :
- 8GB RAM 以上
- Display :
- 1920×1080 以上
- Video card :
- Open GL3.1 以上
※推奨ハードウェア構成は、計算モデルの規模により異なります。
解析対象に即したハードウェア構成を提案しますので、お気軽にお問合せ下さい。